今回の話を進める前に、下記の画像を見て頂きたい。
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CPUの性能を比較する際に使ったCINEBENCH15のOpenGL(Open Graphics Library)のランキングである。前回、GeForceGTX1050Ti(7位)とGTX760(6位)の差異を載せたが、CINEBENCH上での性能差は誤差の範囲であり、本来であれば同等の結果が出ても可笑しくはない。そこで、前回の検証を行う前にとった行動を振り返って見る。
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前回はRyzen 5 1600と所持しているIntel Coreシリーズと比較してみた。CINEBENCHやCrystalMarkでの検証結果としてRyzen 5 1600が性能値が高い事が分かっており、コアやスレッド数が多い分良い結果が出てくるのは確かである。そこで、コア/スレッド数が同じであるRyzen 5 1500Xで比較した場合どのような結果が出るか検証してみた。
今回の検証では、前回と同じマザーボードとメモリーカードを使っているが、グラフィックボードは『GeForce GTX 1050 Ti 4GB LP』を使用。
マザーボード | ASRock AB350M-HDV (B350 AM4 DDR4) |
CPU | AMD Ryzen 5 1500X Box |
グラフィックボード | GeForce GTX1050Ti 4GB LP |
メモリーカード | CMK16GX4M2A2666C16 (DDR4 PC4-21300 8GB 2枚組) |
OS | Windows8 64bit |
【Ryzenとは】
AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)より発売されたCPUで、Intel(インテル)のCore i7に対抗する為に出されたものです。発売前の情報から様々な面で期待の声もありました。2017年3月3日より8コア16スレッドのハイクラス:Ryzen7シリーズが発売され爆発的な人気があり話題を集めた逸品と言えるでしょう。その後同年4月11日にミドルクラス:6コア12スレッド/4コア8スレッドのRyzen5が発売されました。その期待は2017年3月3日の深夜販売を開始した店舗で、行列が出来ていたという程です。
【Ryzenスペック】
Ryzenのスペックは以下の通りとなっている。
プロセッサ | クロック周波数 | キャッシュ | コア/スレッド | 熱設計電力(TDP) | 価格(日本円) | |||
ブランド | モデル | ベース | ブースト | L2 | L3 | |||
Ryzen 7 | 1800X | 3.6 | 4.0 | 4MB | 16MB | 8/16 | 95W | 59,800円 |
1700X | 3.4 | 3.8 | 4MB | 16MB | 8/16 | 95W | 46,800円 | |
1700 | 3.0 | 3.7 | 4MB | 16MB | 8/16 | 65W | 38,800円 | |
Ryzen 5 | 1600X | 3.6 | 4.0 | 3MB | 16MB | 6/12 | 95W | 30,800円 |
1600 | 3.2 | 3.6 | 3MB | 16MB | 6/12 | 65W | 27,800円 | |
1500X | 3.5 | 3.7 | 2MB | 16MB | 4/8 | 65W | 23,800円 | |
1500 | 3.2 | 3.4 | 2MB | 8MB | 4/8 | 65W | 21,000円 |
*Ryzen 3が2017年後半期に発売予定となっています。
今回、Ryzen5_1600を使った個人的な感想としては、Core iシリーズと比べると少々1コアの能力は劣るものの、全体能力は良く消費電力が低燃費である。
また、ネットでの感想や性能を調べたところゲーム特化ではないが、動画等のエンコードに向いているとの事です。
注意点としては、RyzenにはIntelのCoreシリーズと違いグラフィックチップが入っていない為、Ryzenシリーズを運用する際には別途でグラフィックボードを用意する必要があります。
私が、現在も尚使用している電源ユニットであるCorsair(以下:コルセア)の『CX600M』。前回の記事でも説明しておりますが、3年も経っていますが現在も現役で動いております。電源ユニット選びは、PCを使う上で非常に重要であり、コルセアの電源ユニットは様々ユーザー層で使われ、高い評価を得ております。実際、価格.comやAmazonの評価/売れ筋ランキングでも上位に幾つか入っています。
売れ筋ランキング入りメーカー総合数(2017.020.25時点) | |||
価格.com | Amazon | ||
玄人志向 | 10 | 玄人志向 | 16 |
Corsair | 7 | Corsair | 6 |
Seasonic | 4 | オウルテック | 3 |
クーラーマスター | 3 | SILVERSTONE | 2 |
ANTEC | 2 | ANTEC | 2 |
サイズ | 2 | KEINA | 2 |
FSP | 1 | HEC | 1 |
KEINA | 1 | ||
SILVERSTONE | 1 | ||
Thermaltake | 1 |
*Amazonは100位までありますが、価格.comが32位までの為、
Amazonも32位(ノートPCアダプターを除く)までの計算となります
本記事では、そんなコルセアのCX600Mを3年間付き合ってきた使用感や感想を述べていきたいと考えています。
〇Corsair(コルセア)とは
先ず、電源ユニットの説明の前に、そもそもコルセアはどういうメーカーなのか?という疑問を解消する為少し調べてみたところ、アメリカ合衆国に本社を置くPC周辺機器製造メーカーであり、2002年以降に多数のPC周辺機器を販売しているそうです。日本では、株式会社リンクスインターナショナルが代理店として販売をしている模様です。
〇電源ユニットの種類の違い
コルセアの電源ユニットはOEM製造品、所謂『委託製造』となっている為、シリーズにより80PLUS(電力が何%出力時の電源供給率が80%以上の基準を満たしている認証)の取得基準、保証期間に違いがあります。今回は、現在使用しているCXMシリーズを主に紹介します。
尚、紹介する前に、現在私が使用している電源ユニットであるCM600M及び、CX500M、CX430Mは製造終了となっております。
〇Corsair CX600Mに関しての長所・良い所
1)80PLUS BRONZE認証
CXシリーズは、80PLUSのブロンズ認証を取得しており、80~85%の電力変換率が可能となっています。600Wの場合は480W以上の電源変換効率が可能となっています。
2)静音であり比較的コンパクト
PCの負担状況に応じて、電源ファンの回転数を制御するシステムと静音ファンとが搭載されており、低回転でもそれなりの冷風しつつ、音を抑えているのが特徴の一つと考えております。また、奥行き140mm、高さ86mmと比較的コンパクトであるのも、PCケース内の空間に余裕を持たせることが出来ると考えています。
3)フラットタイプのセミモジュラーケーブル
各パーツにはめ込む為のケーブルが比較的柔らい為、ある程度曲げた状態での固定が可能であり、工夫する事で収納スペースに余裕を作る事が可能と考えております。
〇Corsair CX600Mに関しての短所・気になってきた点
1)負担を掛けた際のファンの音
今まで使ってきた電源ユニットに比べれば、かなり静音な方ではあります。しかしながら、気になる人は気になってしまうのではないかという音が、稀に出てきます。
2)暑寒にはそこまで強くない。
どのパーツにも言える事ですが、夏場の28度以上の状態で使用する場合は、電源ユニットのファンだけでは冷えるどころか熱くなってしまい、ケース内が熱くなってしまいます。また、寒すぎる場合は、起動時にファンから異音が発生する場合があります。
〇3年使っての現状
上記の解説もありますが、負荷をかけてもファンの回転が上がり、音が気になるということはありません。機械の為、当たりはずれはあるかと思われますが、基本的には評判通りの性能を発揮しています。種類によって異なるが、保証期間が長いのも特徴でもあると考えられます。
〇現在のCorsair
現在私が使っているCX600Mは開発を行っていないが、CXMシリーズは450、550、650を開発販売している。また、コルセアはデバイスを追加なしでパスワードPINコード入力が使え、不正アクセス防止を搭載したUSBメモリ「Padlock3」、マウスの側面(親指部分)に12個のボタンを搭載しており、MMO等に特化した「SCIMITAR PRO RGB」。それ以外にもキーボードやPCケースと多種多彩に販売しています。その製品の多くは上位に入っている為、交換するなり買い替えする際は検討するのもよいかもしれません。また、最近発売されているPCパーツは省エネ志向になっており、組み合わせによっては450Wでも十分な電力供給が可能ともいえます。
CPU | AMD FX(tm)-4170 Quad-Core Processor |
---|---|
GPU | GeForce GTX 750(Medium) x1 |
Memory | 8GB(4GB x2) |
マザーボード | M5A88-M |
OS | Microsoft Windows8.1(64bit) |
電源ユニット | Corsair CX600M CP-9020060-JP |
上記は、(2016年)11月上旬まで使っていた自作PCのスペックです。
このスペックでも2016年の最新ゲームもある程度動作はします。
(PC版Fallout4動作確認済)
しかし、出来るとはいいますが、上記のスペックではある程度ゲーム内の画像表現設定を落とさないと厳しいところもあります。
そこで、ベンチマーク3つ(ファイナルファンタジー14、バイオハザード6、ファンタシースターオンライン2)で新しくしたパーツの性能差を比較します。
Playstation3
世界で最古のゲームは1985年に開発されていたが、世界的にテレビゲームとして知れ渡ったのは、1972年にラルフ・ベア氏とマグナボックス社から開発された、2人用白黒画面のテニスゲームがあります。
日本は1975年9月12日にエポック社が、マグナボックス社と技術提供により発売されたポンテニス(テレビテニス)が初となる。
それから、1983年7月15日に任天堂からFC、ファミコンの愛称で知れ渡っている「ファミリーコンピューター」を始め、SEGAからセガサターン、ソニーコンピューターエンタテイメント(以下:SCE)からプレイステーション、据置でない携帯ゲーム機等、様々なゲームが日本だけでなく世界で販売されていきます。
最新であるプレイステーション4(以下PS4)や、XBoxOneは、海外での売り上げは上々であり、PS4に関しては2015年に売上台数が累計3600万台を突破したが、日本ではそのうちの約250万台となっています。